まさか北京オリンピック・スロープスタイル女子で表彰台に上がれないとは思いませんでした…。というか、表彰台を日本勢が独占すると思っていました。
1番驚いたのが、鬼塚雅選手の予選敗退。たしかに、スロープスタイル女子の世界ランキングでは24位となっているので、スロープスタイルがメインではないのは分かりますが…。
芳家里菜選手にとっては最悪のオリンピックとなってしまいました。まさか、公開練習で脊椎損傷するとは…。選手生命に影響するような大怪我なので、無事復帰できることを祈るばかりです。
しかし、なぜ選手のことを第一に考えてコース会場を選ばないのでしょうか?ハーフパイプがガチガチなのは仕方がないですが、スロープスタイルやビッグエアの会場がガチガチの氷上ならば、怪我するのは当たり前でしょう。『プロだから…』なんて理由になりません。プロだからこそ大技を繰り出し、常に危険と隣り合わせなのですから、怪我をさせない配慮が必要です。
『硬いコースで大きな怪我につながる恐れがある…。いつもの倍以上恐怖心がある』。日本代表のコーチである西田崇さんのコメントなのですが、おかしいですよね。怪我人が出る可能性がある会場を用意する意味が分かりません。
協会はもっと選手の意見を取り入れ、改善する必要があると思います。人工雪といえど雪を積もらせることはできるはずですし。
恐怖で大技を繰り出せないなんて、観戦しているものからしてもつまらない。
私の娘も将来参加する可能性があります。ですが、こんな会場なら参加させたくありませんね。