私がインターネットに出会ったのが1998年。
日本では、「パソコン=オタク」という風潮が強かった90年代。
小学生のころからMSXをさわり、中学生のときにX68000。
絶対に将来パソコンは来るという確信はありました。
友人が週間少年ジャンプで連載が始まったばかりの「ドラゴンボール」にハマっているなか、「アスキー」などのパソコン雑誌を買い、掲載されているプログラムを打ち込んで遊んでいました。
でもね、つまらないんですよ…。
そのプログラムが動いた時はメッチャ嬉しいんだけど、それを元に何かを作るという発想もなかった…あぁ、バカだったなぁ。
また、友達でプログラムをする子なんているわけもなく、すごく孤独感がありましたね。
みんながドラゴンボールの話題で盛り上がっていても、私はよく分からないコードとにらめっこ。
両親は当然にパソコンなんて全く分からない。
漠然と「将来パソコンはもっとすごいことになるだろうなぁ」と思っていたものの、結局は続きませんでした。
でも、多少なりともプログラムを経験したおかげで、現在もプログラムにそれほど抵抗はありません。
時折、「あのまま続けていたらな」と自己嫌悪。
続けていたら、今頃フリーランスで楽しく過ごしているんだろうなと、思う今日この頃。
40代後半の私。
過去の自分を責めても何も変わらない。
ということで、60代、70代…年老いて同じ後悔をしないよう、今を一生懸命生きることを決意しました。