スキー・スノーボード人気が急上昇の中国

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2015年に北京冬季オリンピックの招致を目指す中で、習近平国家主席は「中国のウィンタースポーツの愛好者を3億人に増やす」とのビジョンを明確にしました。そして、この年の2月に公開された国家統計局の報告によれば、その数は実際に3億4600万人に到達しています。さらに、2022年4月30日時点の「中国スキー産業白書」によれば、全国に692箇所のスキーエリアが存在し、その中の42箇所、つまり6.07%が室内施設として提供されていることがわかります。

中国の室内ゲレンデ事業は、2013-14シーズンの5箇所から急成長を遂げてきました。特に、17-18シーズンからは、毎年5箇所以上が新たに開業しており、その勢いは衰えることがありません。2021年5月から2022年4月までの1年間だけでも、42箇所の室内ゲレンデを合計343万人のスキーやスノーボード愛好者が訪れました。

一方、日本ではかつて多数の室内ゲレンデが全国に存在していましたが、現在は山梨のカムイみさかの屋内ハーフパイプと、かつて9箇所もあったスノーヴァ系列のうち、最後に残るスノーヴァ新横浜の2箇所のみとなっています。しかし、室内ゲレンデの減少とは逆に、人工芝を使ったスキー・スノーボード施設が増加しており、愛好者たちの新たなニーズに対応しています。

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