パークを設計しているディガーさんへ。勝手なお願いがあります。

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今シーズンは奥美濃をはじめ、新潟県、長野県など多くのスキー場に行きました。もちろん目的はパークです。

でね、どうにも”コレ”と思えるパークがないんですよね…勝手なこと言ってホンマすいません。でも本音。

  1. パーク利用者はライセンス制にして!
  2. スタート地点を明確にして!
  3. パーク専用のネットを張って!
  4. コケても痛くないよう塩ビの雪面直置きレールを作って!
  5. 1m〜キッカーを徐々に大きくして!
  6. 多様性のあるキッカーを作って!
  7. 短くて良いからパイプかクォーターパイプをセクションにいれて!
  8. できればゲレンデ上部にパークを設置して!
  9. 緩斜面にアイテムを設置するのはちょっと…

と、個人的に思うわけです。どういうことか、これから説明します。

パーク利用者はライセンス制にして!

パークを利用する人はある程度の技能と、マナーを持っていないとダメだと思うんですよね。

まず、まともに滑れないのにレールやボックスなどのジブ、キッカーなんて危なくて仕方がない。スピードコントロールもままならないのに、ヨタヨタ〜、逆エッジからのバタンッ…う〜ん、邪魔(あっ、本音がこぼれ落ちた)。危ないです。心配です。目障りです。

あと、スピードが早すぎて(その人にとってね)、下手クソだから減速できずに軸が後傾なままリップを抜けていくMr.X。何を求めているのか知らないけど、『良い子だからシーしましょうね〜♪』という風で、なんとも情けないお姿でイッちゃった勇気あるチキン。両手ては羽ばたいていますが、チキンは飛べません!生物学上無理なんですよ。で、結果ケツから叩きつけられて悶絶。こういう方も邪魔!いえ、危険です。心配です。目障りです。(← この流れ気に入った)

やや冗談ぽく言いましたが、まともに滑れない人がパークにチャレンジするのは本当に危険ですよ。ターン、減速、停止くらいはコントロールできないと。

最後にマナー。どちらかというと、こちらの方が大事かも。

初心者なのに上級者用のパークに入ったり…、転倒してすぐに立ち上がらずランディング地点に座りこんだり…、ヨタヨタしながらリップを削ったり…、ランディング地点に穴ボコを作ったり…と、まあなんというか邪魔ですな。

といった感じで、本人にも良いことですし、周りの人たちにも良いと思いませんか?

スタート地点を明確にして!

これはねぇ、奥美濃限定かな?

長野県や新潟県のスキー場に行って思ったのが、東の人々はとてもお行儀が良いということ。リフト待ちでも、パークのエントリー待ちでも、横入りする人が全くいない!

それに比べて西の人たちときたら…。リフト待ちはもちろん、パークのエントリーでさえ横入りが多発。よくもめないなぁと思いますね。

リフト待ちの横入りはムカつくものの危険度は低めなので…まあ許そう。でも、パークの横入りはダメです。危ないです。ウザイです。

また、スタート地点より後ろからアプローチしてスピードをかせぐ人、逆にスピードが出ないように前の方からスタートする人。これはスタートがバッティングしてしまうと、後方からスタートした人が損しますね。せっかくの一本が台無しに…。

解決策として、ゲートのスタート地点を作るのはどうですかね。ゲートがあれば、両手で押し出しながらスピードを乗せてスタートを切れます。ゲートより前も後ろもスタート禁止にすれば、順番待ちは公平になりますしね。

パーク専用のネットを張って!

『えっ⁉︎えっ⁉︎どこからきはったん⁉︎脳ミソ沸いてんの⁇』という経験ありませんか?どこからともなく現れて、アイテムに横入りしていく、ゴキブリのような人たち。上級者なら『うん、まあ…死ね!』で済みますが、『横入り+ヨタヨタ…転倒=障害物』な人たちって何なんでしょうか?割り込みした本人が危険に晒されるなら問題ありませんが、バカに巻き込まれたらたまったものじゃありません。

今シーズンはパークに何度も入った桜ちゃん。追い撮り担当のパパ。そんなゴキ男に何度か妨害されました。被害は被りませんでしたが、桜ちゃんがアイテムに入り損ねたり、気分を害したことは何度もありましたね。

解決策として、横から侵入できないようにネットでも張っていただきたい。スタート地点からゴールまで。経費がかかるので難しいかな?

コケても痛くないよう塩ビの雪面直置きレールを作って!

これはアリだと思うんですが…。ボックスはできるけど、レールは怖いわぁ。という人ってかなりいると思うんですよ。実際、私も怖いしね。

でも、雪面直置きなら高さは無く、転倒してもそれほどダメージを受けません。また、塩ビならぶつけても鉄製よりは痛くないですよね。

ある程度レールができる人にとっても、簡単なレールがあった方が新しい技を試せて良いのでは?

1m〜キッカーを徐々に大きくして!

これはねー、あらゆるパークで思いましたね。レールやボックスなどのジブはできても、キッカーはチョット…という人はけっこういると思います。特にキッズ・スノーボーダー。

5mキッカーのみ、3mが三連と6mが三連…といった感じのパークが多かったような…。

小さいキッカーなら『自然な地形で練習すれば良いジャン!』というのも分かります。たしかに、1〜3mくらいなら自然の地形でも良いような気もします。でもね、自然な地形で飛べるポイントって、パークから離れたところにあることが多いんですよね。キッカーに入るのも、ジブなどを交えて流れで行きたいんですよ。ワガママだけど。

それに、1、2、3、4、5、6、7、8…と段階的に入れる方が上達しやすいと思うんですけど。スイッチの練習もやりやすいしね。でも、維持管理がたいへんですよね。

多様性のあるキッカーを作って!

『多様性のあるキッカー?』…どういうことかと申しますと、真っ直ぐだけでなく、左右からもアプローチできるようなキッカーということです。上から見たら8角形のキッカーですね。8角形ならランディングもアプローチに合わせた形状になるからバッチリ。

近年のスロープスタイルのキッカーは様々な形状のものがあり、必ずしも真っ直ぐアプローチするわけではありませんよね。競技者を目指すスノーボーダーは少数かもしれませんが、全体のレベルの底上げに良いのでは?

また、三角柱を倒したような形状も良いですね。チラホラ見かけますが、まだまだ少ない。ランディングの合わせ方が上達すると思うので、ぜひ設置してください。

短くて良いからパイプかクォーターパイプをセクションにいれて!

コレが1番の望み。海外のスロープスタイルでは、クォーターパイプは必須となっています。日本はジブとキッカー2〜3個が主流ですが、世界を見据えるなら絶対に欲しいアイテム。

また、ハーフパイプを設置しているスキー場も少ないですよね。さらに、質の高いスーパーパイプとなると限られてきます。メンテナンスに費用がかかってたいへんだということは十分理解しています。だから、右の壁、左の壁を一つづつだけで良いので、5mくらいの高さで作って欲しいですね。

ハーフパイプが設置されているものパークとは別の場所にあるスキー場も残念。パイプもパークも行きたいの!どちらかなんて選べない!でも、こういうスキー場多いんだよなぁ。

良い感じなのが白馬47。ハーフパイプからはじまり、その後はレール、ボックス、大小キッカーがいくつか並んでいます。パーク専用のリフトがあるのも◎。欲を言えば、パイプがもう少し大きければ最高なんだけど…。

できればゲレンデ上部にパークを設置して!

これは2つの理由があります。

1つは、上部に設置すれば、暖かくなって雪が溶け出してきても、なんとかパークを維持できそうだから。下部の雪は溶けていても、上部の雪は割と長持ちするので。

2つ目の理由は、初心者がゲレンデ下部に集中するから。つまり、邪魔者が少ないということ。この点は栂池高原スキー場が良かったですね。パークに行くまでに斜度がきつめのバーンがあるので。

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