桜ちゃんがスノーボードで世界一を目指す様になり、パパは金銭面のサポート以外で何かできないかと考え、スノーボードのメンテナンスに興味を持ちました。
スノーボードのメンテナンスでまず思いつくのがワクシング。
現在、桜ちゃんのスノーボード”NOVEMBER KD 136”には、フランスのワックスメーカー”VOLA”を使っています。理由は、ネットで調べ、スノーボードショップの店員さんに相談した結果。
正直、私にはワックスメーカーによる滑走性能の差は全く分かりません。この部分は自己満足の世界ではないかと思うほど。ただ、ワックスの塗りやすさは、メーカーにより変わります。スーッと馴染むものもあれば、かなり粘り気があったり。
VOLAは高いので、桜ちゃん専用としています。そして、パパのスノーボード”OGASAKA CT-iz には、日本産のガリウムワックスを使っています。
ガリウムワックスは、パパがスノーボードをはじめた25年以上前から愛用していて、お値段もかなり安いです。だからといって性能が劣るわけではなく、むしろ最高レベルかなと。オリンピックや世界の主大会で戦う選手たちも使用しています。
ガリウムワックスは、おそらく日本国内のスノーボーダーに1番多く使われているワックスではないでしょうか。
ソールのベース作りは3種類のワックスで‼️
スノーボード・シーズンがはじまる前は、必ずソールのベース作りのため、ワクシングをしっかりとしましょう。
ソールがしっかりと仕上がっていれば、当然滑走性能が高まりますし、加えてソール面も保護されます。
ベース作りのホットワクシングのやり方は、柔らかいワックスをアイロンで溶かし、ソール面に伸ばしていきます。アイロンの温度は100℃前後で、ソールを焼かないように気をつけましょう。ホットワクシングが不慣れな方はワクシングペーパーを使うと安心です。
その後は、ワックスが冷めたらスクレイピング。スクレーパーを使って、粉が出なくなるまでソールに入れたワックスを削り取りましょう。
次はブラッシング。ソールの細かい凹凸に入り込んだワックスを、ブラシでかき出します。ブラシは、ボア、ナイロンなどを使います。ちなみに、私はボアでブラッシングしたあとナイロンでもブラッシングします。
最後にファイバーテックスでブラッシングで出た粉を拭き取り。ファイバーテックスは粗目と細目かあり、この際は粗目を使っています。
ガリウムベースワックス ピンク
GALLIUM ガリウム EXTRA BASE PINK 100G SW2076 スキー スノーボード ボード
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まずは、ガリウムベースワックスのピンク。
使用温度帯は0℃から10℃で、1番柔らかい固形ワックスです。
シーズンはじめのベース作りをする際、一番最初にホットワクシングするものですね。
また、シーズン中のソールの汚れを取るクリーニングワックスの代わりとして使ったり、春先の暖かい時期に使います。
ガリウムベースワックス バイオレット
ガリウム ワックス ベースワックス EXTRA BASE VIOLET 100g SW2075 GALLIUM
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ガリウムベースワックスのバイオレットは2番目に柔らかいワックスで、使用温度帯は-4度から3℃。
ソールのベース作りの際はピンクを入れた後に使います。
私たちがスノーボードによく行く岐阜県奥美濃エリアのスキー場なら、シーズン中はこのバイオレットを1番使います。
ガリウムベースワックス ブルー
ガリウム ワックス ベースワックス EXTRA BASE BLUE 100g SW2074 GALLIUM
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ガリウムベースワックスのブルーは、ガリウムの固形ワックスの中で3番目に柔らかく、2番目に硬いワックスです。
使用温度帯は-12℃から-3℃で、ソール面のベース作りのバイオレットの後、最後に入れます。
また、シーズン中、長野県や新潟県に遠征した際も使います。
ガリウムベースワックス グリーン
ガリウムベースワックスのグリーンは、1番硬いワックスで、あまりこのワックスを入れる人はいません。
エッジ付近を保護するために、エッジ回りのみに入れる人もいるようですが、私はしていません。
また、非常に硬いワックスのため、アイロンを高温にする必要があるため、ホットワクシングの難易度も上がります。
使用温度帯が-20℃から-10℃のため、本州ではほぼ使用されず、北海道で使われるくらいです。
基本的には上記の3種類のワックス、ピンク、バイオレット、ブルーを使います。