スノーボードを存分に楽しんだ滑走後のお手入れ

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スノーボードを楽しく滑り、早く上達したいならメンテナンスは最重要!また、スノーボードの板の寿命も格段に違ってきますよ。

下記は私が滑走後に行っているメンテナンスです。我流ですがかなり良い感じ。

  1. 雪をある程度落とす
  2. バインディングを外す
  3. バインディングの水分を拭き取る
  4. 板の水分を拭き取る
  5. ソールをスクレーパーで磨く(ケバ取り)
  6. ブロンズブラシでブラッシング
  7. ナイロンブラシでブラッシング
  8. 荒めのファイバーテックスで磨く
  9. ソールにホワイト(全気温)ワックスを生塗り
  10. ワクシングペーパーにホワイトワックスを数滴垂らしアイロン
  11. スクレーパーでワックスを剥がす
  12. 荒めのファイバーテックスで磨く
  13. ソールにピンク(0〜10℃)のワックスを生塗り
  14. ワクシングペーパーを使いながらアイロン
  15. ソールにパープル(-4〜3℃)のワックスを生塗り
  16. ワクシングペーパーを使いながらアイロン
  17. ソールにブルー(-12〜-3℃)のワックスを生塗り
  18. ワクシングペーパーを使いながらアイロン
  19. 滑走前にスクレーパーで磨く
  20. ナイロンブラシでブラッシング
  21. 馬毛ブラシでブラッシング
  22. 細かいファイバーテックスで磨く
  23. フッ素配合滑走用生塗りワックス(Joker)を塗る
  24. ソールをコルクで磨く

雪をある程度落とす

滑走後は板、バインディング、ブーツに雪が付着しています。滑走後はスキー場が設置してくれているブラシやエアーブラシを使って、ある程度雪を落としましょう。バインディングを外したときに、再び掃除をするのでそんなに神経質にならなくてもOK。

でも、ハイシーズンの極寒時は雪がなかなか落ちないのでかなり大変ですね。エアーブラシでもなかなか吹き飛ばないし…。そんな時、私はお湯をかけます。車中泊用にカセットコンロや調理器具をつんでいるので、熱過ぎない程度のお湯を沸かします(60℃くらいですかね)。で、それを雪にかける。また、社内の暖房をガンガンにきかせて溶かしたりしています。

バインディングを外す

バインディングをわざわざ外す最大の理由は、ホットワックスをするから。どういうことかと言うと、バインディングのビスがアイロンにより熱を持ってしまい、ビス周りのソールが変形してしまうから。面倒に思われるかもしれませんが、板を長持ちさせるためには必要なことです。

バインディングの水分を拭き取る

バインディングには細かいパーツがたくさんありますよね。せっかく板の水分を拭き取っても、バインディングから水滴がこぼれ落ちてエッジがサビてしまうこともあるので、滑り終わったら板からバインディングを取り外しておく方が良いです。

板の水分を拭き取る

エッジのサビを防ぐために絶対にしてくださいね。サビついても簡単に落とせますが、良くはありません。また、水分が残っていると、板の接着部分にも支障をきたします。

ソールをスクレーパーで磨く(ケバ取り)

1日滑走すると、ソールが白っぽくなってきます。これは、ソールの繊維が雪面と擦れてケバ立ってくるため。ケバ立ってくると摩擦抵抗が増すので、滑走能力が低下し板が走らなくなります。スクレーパーで磨くことでケバを取り除くことができます。力を入れすぎるとソールを傷つけてしまいますので、撫でるように優しく磨きましょう。また、エッジ付近が1番ケバ立ちます。

ブロンズブラシでブラッシング

毛が硬いブロンズブラシ、又はボアブラシでソールを磨きましょう。ブラッシングすることにより、ソールの細かい線の間に詰まった汚れや、不要なワックスを取り除けます。ブラッシングはノーズからテールの方向に向けて。

ナイロンブラシでブラッシング

ブロンズブラシが終わったら、次はナイロンブラシでのブラッシングをしましょう。毛先がやや細くなるので、さらに細かい部分の汚れた等を掻き出すことができます。人によっては、ブロンズブラシを使わずに、ナイロンブラシだけで済ます方もみえます。

荒めのファイバーテックスで磨く

ブラッシングが終われば、ファイバーテックスでソールに付着している粉を落とします。時間がない時や、滑走中のメンテナンスならここまでするだけでも十分です。

ソールにホワイト(全気温)ワックスを生塗り

最初に塗るワックスの役目はアイロンは熱からソールを守るため…かな?あとはソール全体に均一にワックスをぬり、作業効率をあげるためです。ホワイトワックスをする理由は、私個人の考えなので、ピンクワックスでも構いません。

ワクシングペーパーにホワイトワックスを数滴垂らしアイロン

この工程をする理由は、ブラッシングで落ちなかった汚れを取り除くため。溶けたワックスに汚れが吸着し、それをワクシングペーパーで拭き取ります。そのためある程度ワックスを使用した方が良いですね。アイロンはノーズからテール方向へ行い、途中で止めずに行いましょう。また、何度も同じ場所ばかりアイロンをかけたり、止めたりするとソールを焼いてしまう恐れがあるので気をつけてください。

最初に、ホワイトワックスを100円玉くらいの大きさで3滴くらいワクシングペーパーに垂らします。これをアイロンでソール全体にゆっくりと伸ばしていきます。ワックスが足りないと思ったら、再度、ワックスをワクシングペーパーに垂らしてください。

この工程を2〜3度するとワクシングペーパーにかなり汚れが付着します。また、ホワイトワックスでなく、ピンクワックスでもかまいません。

スクレーパーでワックスを剥がす

せっかくワックスを塗ったのですが、今度はスクレーパーで剥がします。1回めのワックスは汚れを多く含んでいますし、次のワックスを浸透させるためにも必要な作業となります。

力任せにスクレーパーを使うとソールを傷つけてしまいます。スクレーパーの方向はノーズからテールへ。

荒めのファイバーテックスで磨く

スクレーパーで出た削りカスを荒目のファイバーテックスで拭き取り。面倒なら細かめのファイバーテックスで磨き、それを仕上げとしてもそこそこ滑ります。

ソールにピンク(0〜10℃)のワックスを生塗り

ピンクワックスを最初に塗る理由は、高温帯向けのワックスのため柔らかく、ソールに1番浸透するからです。3回くらいワクシングするのが理想ですが、1回でも構いません。ソールに満遍なく生塗りしましょう。

ワクシングペーパーを使いながらアイロン

私はホワイトワックスでクリーニングする時以外は、ワクシングペーパーにワックスを垂らしません。生塗りしたものだけをワクシングペーパーを使ってアイロンかけをします。そうすると薄くワックスをぬることができるのでスクレーパーで削る工程を省くことができます。2回くらいノーズからテールに向けて、一気にアイロンをかけます。

ソールにパープル(-4〜3℃)のワックスを生塗り

ピンクワックスの次は中温帯のパープルワックス。ピンクとパープルは相性が良く、しっかりと浸透します。この工程も3回くらいするのが理想ですが、1回でも構いません。ソール全体均一に生塗りしてください。

ワクシングペーパーを使いながらアイロン

上記のアイロンかけと同じで、生塗りしたものをワクシングペーパーを使って、アイロンで引き伸ばしていきます。

ソールにブルー(-12〜-3℃)のワックスを生塗り

最後に低温帯のブルーワックスをソールに生塗りします。さらに低温帯向けのグリーンワックスもありますが、私は持っていないので、ブルーワックスで最後です。これも理想は3回くらいですが、1回だけでも構いません。

ワクシングペーパーを使いながらアイロン

ブルーワックスもピンク、パープルと同じように、生塗りしたものだけをワクシングペーパーを使って引き伸ばしていきます。

滑走前にスクレーパーで磨く

私は滑走前の朝に最終メンテナンスをします。特に深い意味はなく、アイロンかけで疲れるので後回しにしているだけ。

生塗りアイロンかけなので、あまり削りカスはでませんが、削りカスがでなくなるまで、優しくスクレーパーで余分なワックスをげずりましょう。

ナイロンブラシでブラッシング

ソールの細かい溝に溜まっているワックスをナイロンブラシを使って掻き出しましょう。ある程度力を入れてブラッシングしてください。

馬毛ブラシでブラッシング

ナイロンブラシでしっかりとブラッシングをしたら、次は馬毛ブラシでブラッシング。さらに、細かいワックスのカスを掻き出します。馬毛ブラシでブラッシングすると、ソール面が黒光りしてくるので胸が高鳴ります。

細かいファイバーテックスで磨く

ベースワックスの仕上げは細かいファイバーテックス。ソール面がかなり綺麗に仕上がるので、これをもってメンテナンスを終了としても構いません。

フッ素配合滑走用生塗りワックス(Joker)を塗る

この工程は競技者向けですね。スピードを競う大回転、ボーダークロスはもちろん、高さが必要となるハーフパイプなどに有効です。生塗りのJokerを使っているのは楽をするためで、本格的にするなら滑走用ワックスもアイロンかけをします。

フッ素は環境破壊をもたらすため、海外では禁止されている国もあり、その内日本でも使えなくなるでしょう。また、フッ素はソールを酸化させるので、滑走後は必ずメンテナンスをしましょう。

ソールをコルクで磨く

いよいよメンテナンスの最終工程。コルクでソールを磨くことで、滑走用ワックスJokerがソールに浸透します。Jokerには磨くための白い布(?)が付属していますが、使い勝手が悪いので私はコルクを使っています。

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