ガリウムのホットワックスでベース作り

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GALLIUM EXTRA BASE PINK

『GALLIUM EXTRA BASE PINK』はソールのベース作りをするとき、一番最初に入れるワックスです。ただし、ショップでサーモワックスなどをしてもらった場合は、次に紹介する『GALLIUM EXTRA BASE VIOLET』から入れる場合もあります。これに関しては、購入したスノーボードショップのスタッフさんにお尋ねください。

『GALLIUM EXTRA BASE PINK』はベースワックスの中で最も柔らかいワックスです。そのため、ソールへの浸透性が高く、硬いワックスとの結合性も優れています。また、滑走後のクリーニングワックスとしても最適なので『GALLIUM EXTRA BASE PINK』を持っておくことをおすすめします。

『GALLIUM EXTRA BASE PINK』の使用温度帯は『0℃~10℃』と高めです。つまり、春のシャバ雪での滑走に適しているということですね。

とても柔らかいワックスなので、アイロンの温度が100℃以下でも十分ホットワクシングすることができます。実際、私は90℃でホットワクシングをしています。また、夏の終わりころにホットワクシングをするので、外気温が高くよりワックスが溶けやすくなっている状況でホットワクシングをしています。

GALLIUM EXTRA BASE VIOLET

『GALLIUM EXTRA BASE VIOLET』は、ベースワックス用で2番目に柔らかいワックスです。使用温度帯は『-4℃~3℃』なので、使用頻度が高いワックスといえるでしょう。私がよく行く岐阜県の郡上エリアのスキー場では、このワックスが最適となっています。

私は滑走後にクリーニングワックスをしない場合、ブラッシングで汚れを取ってから、この『GALLIUM EXTRA BASE VIOLET』でホットワクシングをします(あまりにもソールの汚れがひどい場合は、まず『GALLIUM EXTRA BASE PINK』でソールのクリーニングを行います)。

GALLIUM EXTRA BASE BLUE

『GALLIUM EXTRA BASE BLUE』は3番目に柔らかいワックスです。使用温度は『-12℃~-3℃』となっており、かなり寒い地域で使用するワックスですね。

私がよく行くエリアではここまで硬いワックスは必要ではありませんが、ソールの保護のために、『GALLIUM EXTRA BASE VIOLET』のホットワクシング後に入れます。

シーズン前のベース作りに使うだけで、シーズン中はほぼ使いませんね。時々、長野県や新潟県に遠征したときに使うくらいですかね。

GALLIUM EXTRA BASE GREEN

『GALLIUM EXTRA BASE GREEN』はガリウムが販売しているワックスで一番硬いものです。あまり販売されていませんし、一部の地域の方々を除いてはほぼ使用することはありません。

ガリウムのウェブサイトにある『WAX CHOICE』で調べたところ、真冬の北海道の道東でおすすめのワックスとなっています。

エッジ付近のソールの保護に入れる方もみえますが、非常に溶けにくく、かなり入れにくいワックスのようです。

GALLIUM BASE WAX

『GALLIUM BASE WAX』は、全雪質対応のベースワックスで、滑走ワックスとしてもクリーニングワックスとしても使うことができます。

説明を見る限りでは万能なワックスですが、スノーボードの大会に出場するような人たちはまず使わないでしょうね。使うとしてもソールのクリーニング用としてくらいのものでしょう。

全雪質に対応しているということは、どのような雪質でもそこそこのパフォーマンスということです。つまり、特定の雪質において、特別優れたパフォーマンスを持っていないということですね。スノーボード競技者にとってソールの仕上がりはとても重要なもの。たとえ面倒でも最適なワックスを塗ることを必要とされます。

ということで、『GALLIUM BASE WAX』を使う方は、スノーボードが趣味で競技者を目指しておらず、簡単にホットワックスができたら良いなという人向けです。

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